脊柱管狭窄症の手術後に残ってしまったその痛みは「腹部」が楽にする!


はじめに


お尻や足の痺れがつらくて
もうどうにもならず
ついに手術をした

前よりだいぶ良くなった!

しかし
腰の痛みがとりきれなかった

そんな症状でお悩みの方に
今回は手術後に残った痛みを楽にしていく方法をご紹介します1

目次

1.手術でとれる痛みととれない痛みとは?

2.対策はコレだ!

3.まとめ


手術でとれる痛みととれない痛みとは?

脊柱管狭窄症で手術が必要になるケースは

薬が効かず
痛みや痺れで
日常生活がままならない

そんな方が対象になります

そして
骨の変形や靭帯の変性が強く
手術以外で圧迫がとれないと
判断された場合も手術適応となります

下手に放置し続け
神経がボロボロになるのを待つよりも
適切なタイミングで手術をしてしまった方が
良いと私は思います

手術後には痛みや痺れがとれた方をたくさん
見てきましたし
満足そうな笑顔を見てきました

しかし
その中でも痛みが残るケースもあります

レントゲンを見ても
問題なく原因は取り除かれている

にもかかわらず
腰の鈍い痛みが残っている

この場合の痛みは
脊柱管狭窄症の痛みとは
別のものと考えたほうがよいです

何しろ手術によって
原因は取り除かれているわけです

違った原因があるわけです

その原因とは
「筋・筋膜性腰痛」

これが原因として考えられます

脊柱管狭窄症が重度となった場合

狭窄を避けるために
患者さんはなるべく腰を猫背にしようとします

猫背になると神経の圧迫からは解放されるので
激烈な痛みや痺れを緩和することが出来ます

しかし
猫背をとると
腰部の筋肉は緊張状態となるので

筋疲労が起きます

そしていわゆる筋肉痛が起きます

手術前は神経の圧迫からくる
痛みが激烈なので
筋肉痛に気づかないことが多いです

しかし手術によって
激烈な痛みから解放されると

筋肉痛の痛みが気になるようになります

「手術がうまくいかなかったんじゃないか?」
と思うかもしれませんが
そうではなく

脊柱管狭窄症のせいで
おきた2次的な腰痛が残存している
だけなので安心して大丈夫なことが多いです

なぜ腰痛が残存してしまうかというと

脳が脊柱管狭窄症のつらい痛みや痺れを
覚えているので普通の姿勢をとることを嫌がります

そのせいで必要も無いのに猫背のようになったり
不必要に筋をこわばらせてしまうことになってしまいます

そして腰痛が残ります

対策は?


脳に対して
「もう腰を頑張らせる必要は無い」
と覚えこませることが必要になります

そのためには適度な反り腰を
覚えることが必要になります

どうやって覚えさせるかというと
腹筋を緊張させる練習をします

脊柱管狭窄症があった時は
腹筋が働く状況=反り腰になる状況なので
腹筋が働くことはなくなります

そして腹筋の働かせ方を忘れます

なので手術後にいざ腹筋を使おうとしても
使い方が分からず
反り腰になれません

なので腹筋を働かせる練習をする必要があるわけです

方法
シングルレッグストレッチ

手術後の腹筋は非常に弱くなっていることが多いので
負荷としてはこのエクササイズ程度からはじめると良いです

あまりにも負荷の強いエクササイズは
腰の筋肉が出しゃばってきてしまったりして
余計に腰痛を悪化させてしまうことがあります

段階を追って負荷強度を上げることが重要です

1.あお向けになります
2.両足・頭を持ち上げます
3は膝が90°になるようにします
4.まず左足を足元の壁に向かって伸ばします
5.この時右足は胸に向かって近づいてきます
5.脚を交換します
6.繰り返します

コツ
息を吸いながら足を交換して
息を吐きながら足を遠くに伸ばします
お腹はピタッと止まった状態を維持できるとばっちりです!

これが安定して出来るようになったら
負荷強度を上げてみましょう!

シングルストレートレッグストレッチ
1.あお向けになります
2.両足・頭を持ち上げます
3.右足を天井に向かって伸ばし、両手で抱え込みます
4.左足を足元の壁に向かって伸ばします
5.脚を交換します
6.繰り返します

コツ
息を吸いながら足を交換して
息を吐きながら足を遠くに伸ばします
片脚は天井に向かって伸びるように
もう片脚は足元の壁に向かって伸びるように!
お腹はピタッと止まった状態を維持できるとばっちりです!

まとめ

脊柱管狭窄症だけが痛みの原因ではない!
腰痛は重なり合って出ていることがある!

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理学療法士が
体の痛みやパフォーマンスの向上を中心にケアしています!
ピラティスやオーダーメードインソールの作成も行っていますので
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