理学療法士が膝の痛みをスピリチュアルに解説!痛い方が得をする?


はじめに


薬を飲んでも
湿布を貼っても
サプリメントを飲んでも
整体に通っても
手術をしても

何をしても取れない
膝の痛みがあります

それはもしかしたら
身体の問題ではないかもしれません

スピリチュアルというか
社会心理学というか
応用行動分析学というか

普段の解剖・運動学から離れて
膝の痛みを考えてみたいと思います

目次

1.膝が痛い方が都合がいい?

2.対策はコレ!

3.まとめ


膝が痛い方が都合がいい?

実は世の中には
膝の痛みがあった方が都合がいい人がいます

「そんな人いるわけない」
「つらい痛みがあるほうがいいなんてありえない」

そう思うかもしれません

しかし現実に痛みがあった方が
都合がいい人は存在します

例えば
家族5人で暮らしている家庭があったとします

おばあちゃん、お父さん、お嫁さん、息子、娘
こんな家族構成はそれなりにあります

ここでおばあちゃんが膝を痛がっていたとします

いろんな病院にかかったけど
なかなか痛みがとれない

なぜ?

それは
「膝の痛みがおばあちゃんの社会的なポジションを維持する方法だから」
です

家事は全般がお嫁さんが行い
息子と娘は学校に行き
お父さんは働いている

それぞれ皆
社会的な役割があります

お嫁さん=家事の担い手
お父さん=稼ぎ頭
息子・娘=学生

さてこの時のおばあちゃんの役割はなんでしょう?

ここできちんと自分を持っている
おばあちゃんであれば問題は起きません

しかし自分の社会的な役割を見つけられなかった
おばあちゃんはどうなってしまうでしょう

「わたしは家族のお荷物だ」

こんなことを思ってしまったら大変です

そしておばあちゃんは何とかして
お荷物であることを払拭しようとします

しかし仕事がない
自分に自信を持てる仕事・役割がない

ならば

わたしは
「役に立ちたくても立てない立場にある」
こうすれば辻褄があう!

「膝が痛くて歩けない」
「なにか役に立ちたいけど膝が痛くてはね…」

こうやって「病人」の立場を得ます

膝の痛みがあれば
動かないことに言い訳できます
外に出ない言い訳になります

自分に自信がなくなることは
無くなります

なにしろ
「病人だからしかたがない」
のですから

こういうような
社会的な影響を受けた痛みは
薬や湿布、整体では治りません

むしろ治そうとすればするほど
立場が危うくなるので
まずい結果がでます…

「薬のせいで内臓まで悪くなった!」
「整体で余計に痛くされた!」
など
事態が悪化します…

そこで
社会的な環境調整や
アイデンティティーの獲得が重要になってきます


対策はコレだ!


ここで注意しなくてはいけないのは
おばあちゃんは
膝の痛みがあると本気で思っています

ウソをついている実感はありません
故意にやっているわけではないのです

無意識にその方法をとっているので
自覚がありません

「ホントは痛くないんだろ!」
とか絶対言ってはいけません!

そんなことを言うと
もっと「病人」の立場を強くしなくてはと
無意識に感じ
より痛がり始めたりします

最悪のケースはわざと転倒して
(本人は無意識であるが)
骨折して本当に病人になってしまうケースがあります

なので
きちんとおばあちゃんの社会的な役割を
自覚させてあげることが重要です

おばあちゃんが居てくれるおかげで
助かっていることを
言葉にして伝えてあげましょう

また、おばあちゃんが出来る仕事を
お願いしてみましょう

わたしが一時期おばあちゃんと同居していた時に
お願いしていたのは
amazonの荷物を受け取って欲しい」でした
(どーしよーもないダメ孫です。そもそもうちのおばあちゃんはどこも痛くないです)

そんなお願いでしたが
おばあちゃん的には
孫の役に立てることがうれしかったらしく

その後いろいろと自分から
わたしに仕事の依頼をもらいにきてくれました

私から見て結構いきいきしていたと思います
(ポジティブすぎる解釈だったかも…)

しかし少なくとも
「孫の面倒を見るスーパーおばあちゃん」
になっていたのは事実です

日本は家族内だと
高齢者を働かせない風潮があると言われています

最近の高齢者の皆さんは元気なので
色々頼んでみると
「あの痛みは何だったの?」
ということもありますよ!


まとめ

なかなか取れない痛みに出くわしたら
社会的な背景を考えてくことも重要!
非常にデリケートな問題なので
ずかずか土足で立ち入らない事!

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