あなたの腰痛は本当に椎間板ヘルニアが原因?ヘルニアのホントの症状をご紹介します!


目次

1.椎間板ヘルニアとは?
2.腰痛はヘルニアの症状ではない?

はじめに
「椎間板ヘルニア」でお悩みの方は非常に多い!

そして思うのが
「腰痛」の原因が「椎間板ヘルニア」と思っている方が多い事

なぜか一般の方にも「ヘルニア」という単語は知れ渡っていますよね?
ホントなぜなんでしょうか?

よくよく症状を聞いてみると椎間板ヘルニアではない人がほとんどです

ここでもう一度「椎間板ヘルニアの症状」についてブラッシュアップしてみましょう!

あなたの症状はほんとに「椎間板ヘルニア」ですか?

椎間板ヘルニアとは


まずは誤解の多い「ヘルニア」についての解説から

「ヘルニア」は体内の構造物が本来あるべき場所からはみ出てしまった状態のことを言います

なので「椎間板ヘルニア」は言い換えると
「椎間板が飛びだしちゃった」ということになります

そして飛び出した椎間板が神経を圧迫したりします

これが「椎間板ヘルニア」の概要です



腰痛はヘルニアの症状ではない?

本当によく聞きますが「腰痛で病院に行ったらヘルニアって言われて…」

腰痛の原因が椎間板ヘルニアである確率は5%程度と言われています

非常にレアケースのはずなんですよね
非常に残念なことですが適当な診断でごまかされている人がほとんどだと思います

まずどういう場合に「椎間板ヘルニア」で腰痛になるのか解説します!

椎間板ヘルニアが原因で腰痛になる場合とは
痛みが出るときは組織が壊れたか筋が酸欠の時がほとんどです
椎間板ヘルニアはただ飛び出ただけなので痛みの原因にはならないはずなんです

実際に無症状の人の腰のMRIをとってみるとヘルニアになっている人が結構います
ヘルニアが腰痛の原因ではないという裏付けになっています

しかし全く腰痛がでないわけではありません

背骨と椎間板は靭帯によって覆われています
この靭帯を突き破って、椎間板が強く飛び出るときがあります

この時はさすがに痛くなります
さらに炎症が起きているので常に痛いですし、鋭い痛みがでます

「夕方になると痛くなる」「2年前から痛い」とかは違います
これらの鈍い痛みは筋の酸欠による痛みがほとんどです

では本来の椎間板ヘルニアの症状とは?
とびだした椎間板によって神経を圧迫することがあります

それによって起こる症状は

「運動麻痺」と「感覚異常」です

神経は「運動」と「感覚」を伝達する仕事をしているので
上記の障害が出ます

なので
「脚の力が入りづらい」「階段でよくつまづく」「太ももを触っても感覚が鈍い」などの症状が本来の椎間板ヘルニアの症状です


腰痛の原因がヘルニアでないことがお判りいただけたでしょうか?
もし腰痛で病院や整体にかかった時に「ヘルニアのせいですね」と言われたら
疑ったほうがいいかもしれません

適当な治療をされないためにも
正しい知識を身につけ、適切な治療が受けられるようにしていきましょう!

まとめ

腰痛の原因が椎間板ヘルニアである可能性は5%
椎間板ヘルニアが原因で起こる症状は「運動麻痺」と「感覚異常」

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