L5/S1で椎間板ヘルニアがあると言われたなら股関節と胸椎を使えるようにしよう!

L5/S1で椎間板ヘルニアがあると言われたなら股関節と胸椎を使えるようにしよう!


はじめに


腰のどこで椎間板ヘルニアが起こったか?

それを表すために
ローマ字と数字が用いられています

そして
その表記によって
どんな身体の使い方を覚えていく必要があるか?
これを判断する非常に重要なヒントとなります

今回は若い方に多く見られる
L5/S1」の椎間板ヘルニアについて解説していきます!

目次

1.L5/S1」って何?

2.なぜ股関節と胸椎が重要なの?

3.まとめ


L5/S1」って何?


ローマ字は骨を表しています

L」はLumbar:腰椎の略です
S」はSacral:仙椎の略です

そして数字は何番目の骨か?
これを表しています

5」であれば5番目の骨
1」であれば1番目の骨
こうなります

/」は「間」を表しています

なので
L5/S1椎間板ヘルニア」は
「腰椎の5番目と仙椎の1番目の間で椎間板が飛び出している」
このように翻訳されます


なぜ股関節と胸椎が重要なの?

L5/S1」の椎間板ヘルニアは
背骨の一番下の部分で椎間板が
とびだしていることになります

つまり背骨の一番下の部分=骨盤が崩れているということになります

なので骨盤の崩れを正す必要があるわけです

そして骨盤の崩れで重要になってくるのが
股関節です

骨盤は股関節の上に
乗っかっています

股関節にきちんと骨盤を支える能力がないと
崩れた骨盤を正す事は出来ません

土台をしっかりしないといけないという事ですね!

それではなぜ「胸椎」も重要なのか?

それは「身体を起こす力」が関係しています

胸椎に「身体を起こす力」が無かった場合
身体は前に倒れてしまいます

そうなると身体は釣り竿のようにしなります

そして腰が丸くなり椎間板ヘルニアが
起きやすい姿勢になってしまいます

なので胸椎に
「身体を起こす力」をつけていく必要があります

では、
股関節の支える力を持たせたり
胸椎に身体を起こす力をつけるためには
どうすればいいか?

その答えは「エクササイズ」です!

身体の正しい使い方を覚えるためには
実際に使って覚えていくということが大切です!

今回は胸椎と股関節の使い方を覚えるための
エクササイズをご紹介いたします!

プローンプレスアップ
1.うつ伏せになります
2.アゴを引きます
3.みぞおちのあたりまで身体を起こします
4.繰り返します

コツ
・腰で反らないように!
どうしても腰が反る場合はお腹にクッションや枕を入れて行いましょう
腰が反りづらくなります
・背中(=胸椎)を意識して行いましょう!
肩甲骨と肩甲骨の間のあたりの背骨が反っていくようなイメージで!
・息を吐きながら行い、お腹を引き締めておきましょう!
腰が反りにくくなりますよ!
・背中のあたりに痛みが出ることがありますが
普段使っていない筋肉なのであっという間に
筋肉痛になります

レッグプルフロント
方法
1.腕立て伏せのポジションになります
2.片脚をまっすぐのまま、息を吸いながら高く上げます
3.息を吐きながら脚を下ろします
4.もう片方も同様に上げ下げします
5.交互に繰り返していきます

コツ
頭から足の先まで一直線になるようにしましょう!
身体はピタッと止めたままで行えると
体幹がより強く鍛えられます!

まとめ

同じ疾患でも部位が違えば対応は異なる!

body conditioning MOVEでは
理学療法士が
体の痛みやパフォーマンスの向上を中心にケアしています!
ピラティスやオーダーメードインソールの作成も行っていますので
ご興味ある方はぜひご連絡・ご相談ください!
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